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【サラック】スネークフルーツってどんな果物!?

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こんにちは! トロピカルフルーツに目がない筆者夫婦、マラッカへ行った際に新しい果物を発見したので迷わず持ち帰りました。 シンガポールではあまり見かけないサラックについて筆者の感想と共に書き留めます。 ↓マラッカからの帰路で購入した果物たち (奥:ポメロ、手前左:シュガーアップル、手前右:サラック) ========================== 1.サラックとは 2.食べ方・味 3.シンガポールでも入手可能! 4.筆者の感想 ========================== 1.サラックとは インドネシア原産の果物で、インドネシア・マレーシアで主に食べられているヤシ科の果物です。 現在はインドネシアだけでなく、マレーシアやタイでも小規模に栽培されていて、旬はなく年中収穫されているようです。 茶色い皮が蛇の皮に似ていることから、英語では「Snake Fruit」と呼ばれています。 2.食べ方・味 *食べ方 実の先端を包丁で切り、手でペリペリと剥けば食べられます。 実は大体2〜3つ入っています。 この状態で食べてしまった筆者夫婦、甘さよりも渋さや苦味、そして妙な食感から、 一生買わないでいい果物と判定していました。 が! 友人をアテンドした際にマーケットで友人が興味を持ち、買ってしまったのです!! 「美味しくないよ」と念押しして2度目の挑戦をしました。 その際、茶色い皮を剥いた後にさらに薄皮があることに気がつきました。 その薄皮を剥くと美味しく食べることができました。 薄皮を剥くこと!ここが食べる前の最重要ポイントになります!! *味 パイナップルとバナナの間のような甘みがあり、熟れたものであればジューシーです。 3.シンガポールでも入手可能! 行きつけのローカルスーパー「フェアプライス」で見かけたことのない果物でしたが、 マレーシアから帰国後、サラックを認知したあとにウエットマーケットを歩くと意外と販売されていることに気がつきました。 少なくとも「ゲイランセライ」と「ゴールデンマイルコンプレックス(リトルタイ)」では見かけています。 中華系の利用者が多いマーケットでも見かけない可能性があるので、食べてみたいと思われた方は上記2店のどちらかへ是非行ってみてください! (ゴールデンマイルコンプレックスは2023年3月末で閉館するようですが・・・) 4.筆者の感想

【マンゴスチン】フルーツの女王と呼ばれる理由は・・・食べ方・味等々解説!

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筆者がマンゴスチンを食したのは2014年のカンボジア。日本では目にしたことのないフルーツがこの世にはある、ということを知り驚きました。 シンガポールでたくさんの果物を知った今でも、好きなトロピカルフルーツトップ3には入っているくらい美味しい果物です。 さて、トロピカルフルーツの中で「フルーツの女王」と呼ばれているマンゴスチン。 その称号や理由はシンガポールでドリアンを食べてから、初めて知るに至りました。 ========================= 1.マンゴスチンとは 2.マーケットでの選び方 3.食べ方・味 4.筆者の感想 ========================= 1.マンゴスチンとは 原産国:マレーシア、インドネシア 収穫時期:2〜3回/年、乾季後によく取れるようです。 デリケートで傷みやすいため、東南アジア以外に出回ることは滅多にありません。 (大英帝国時代、ヴィクトリア女王が好んでいたことからイギリスへ運んでいたことはあるようです) マンゴスチンについて調べたところ、雌株・雄株に分かれた雌雄異株(シユウイシュ)だということが分かりました。 中学生の時の理科で習ったイチョウやソテツと同じ分類になるということですね。 *フルーツの女王の称号* 体を温める南国フルーツとして有名なドリアンが抜群の存在感から(?)「フルーツの王様」と呼ばれています。 昔から人々はドリアンを食べる際に合わせて体を冷やす効果のあるマンゴスチンを食べてきたようで、そのため「フルーツの女王」と呼ばれるようになったようです。 シンガポールのドリアン屋台を見ると、大抵の場合、マンゴスチンも販売されています。 (写真:行きつけのドリアン屋台の様子)   2.マーケットでの選び方 スーパーもマーケットもだいたい袋詰めされた状態で販売されていますが、マーケットで1つ単位で購入できる場合があります。 その際に筆者が気をつけているポイントを記載しておきます。 「ヘタ①」 緑色の方が新鮮なので最優先事項として選んでいます。茶色いものは古くなってきているため、足が早いかもしれません。 「硬さ」 柔らかいものが食べ頃の証拠です。また、硬くても美味しく食べられますが、稀に小さくて硬い場合は割れないことがあるため、注意が必要です。(握力がない筆者だけかもしれませんが・・・) 「ヘタ②」 ヘタの下に

【イスラム教】思いやりの宗教ゆえ商売下手?イメージがガラリと変わった出会いのキロク。

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シンガポールで初めて友達になった親友が帰国し、見送る側の寂しさと、出会いへの感謝を噛み締めている今日この頃です。 シンガポールは出入りが激しい、"transient"な国だとつくづく感じています。 筆者自身も一時的に身を置いている中で、さまざまな出会いがあり、イスラム教について考える機会ができました。 今回は ①語学学校でイスラム教の教えや習慣について教てくれたインドネシア人のクラスメイトの話と彼女との思い出 ②ホーカーで出会った日本人の血を引くイスラム教徒の方の背景 の2つの出会いが心に残っているため、記事にしようと思います。 ===================================== 1.イスラム教とは〜インドネシア人の友達が教てくれたこと〜 2.イスラム教徒は商売下手?〜ゲイランセライで感じたこと〜 3.ホーカーで出会った日系ムスリムのSTORY 4.筆者の感想 ===================================== 1.イスラム教とは〜インドネシア人の友達が教てくれたこと〜 筆者は英会話スクールでインドネシア人のクラスメイトがいました。授業内や、スクール後のランチ等で会話をする中で彼女が聞かせてくれた「イスラム教」は筆者のイスラム教のイメージをガラリと変えました。 ・ヒジャブ ⇨女性が肌や髪の毛を覆う布(スカーフ)のこと。 彼女の説明「女性の髪の毛や肌は性的魅力があり、男性にとって誘惑になる。悪い人から身を守る(襲われないようにする)ため女性は肌や顔を隠す必要があるため着用する」 ・断食(ラマダーン) ⇨1年に1度、1ヶ月間、日の出から日没までの間、絶食・絶飲すること。期間中は日没後のみ飲食を行う。 彼女の説明「ラマダーンはお腹が空くけど、貧しい人の気持ちを知るため、理解するためにある期間。ラマダーンを守るとアッラーとより近しくなれ、死後は天国に行きやすいと言われている」 ・礼拝(サラート) ⇨1日5回決められた時間にメッカ(サウジアラビア)の方角を向いてアッラーに祈りを捧げること。手足を清めてから行う。 彼女の説明「1日5回の礼拝は必ず行う。5回のうち、1回は早朝、日の出前の時間だけど、必ず起きてヒジャブを被り祈りを捧げる。」 ・喜捨(ザカート) ⇨富める人が貧しい人へ財産を分けること。直訳すると「浄