【建物】シンガポールの印象的な建造物①

今やシンガポールの顔になっているマリーナベイサンズとマーライオン。
この景色ができてからはまだ20年も経っていないにも関わらず、植民地時代からある素敵な建物の存在について、筆者は渡星するまで知りませんでした。

今回は重たい一眼レフを持ち歩いてでもカメラに納めたくなる建造物を紹介していきます。
・・・筆者目線の自己満足記事になりそうです。



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1.ラッフルズホテル

2.フラートンホテル

3.レインボーポリス

4.ナショナルギャラリー

5.レインボーな階段

6.まとめと余談

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1.ラッフルズホテル

シティホールとブギスの中間地点辺りにある、マリーナベイサンズと並ぶシンガポールで一番有名な(?)5つ星ホテルです。

宿泊費用は一泊10万円から・・・。
ラッフルズブティックというお土産屋さんは日本人に人気なようで日本語の案内があるくらいですが筆者には敷居が高すぎてアフターヌーンティーにも行く機会がなさそうです。笑
(ブティックは法外な価格ではありません。)



 

 

建物がとにかく白くて綺麗です。また、風がそよぐと涼しげに揺れるヤシの木「旅人の木」が生えていることがとても印象的です。



2.フラートンホテル

1920年台に郵便局として建てられた、マリーナベイエリア、ラッフルズプレイス駅付近にある5つ星ホテルです。

マリーナベイエリアはほとんど埋立地と考えると、浜辺、港の間近にこの建物が立っていたことになります。船を介して届く郵便物もきっと多かったのだと想像できます。

現在はフラートンホテルとして改装・維持されています。宿泊費用は5万円から。


 


筆者は吹き抜け空間でアフターヌーンティーを楽しみました。(平日60ドルくらい)



ボートキーから見えるライトアップの眺めがとても良いです。

 

余談になりますが、フラートンホテルには「Singapore Mile Zero」と書かれたマンホールがあります。イギリス植民地時代はこの建物(当時は郵便局)を起点に道が整備されていたため、NHB(National Heritage Board)によって残されているようです。



ザ・フラートン・ホテル・シンガポール

https://maps.app.goo.gl/XSkwKNtJR82nbH2dA?g_st=ic




3.レインボーポリス

1934年建築。クラークキーで一際目立つ元警察署の建物です。

現在は様々な公務員が勤務するオフィスになっています。

イギリスの入植以降、治安が悪化の一途をたどり、1843年から警察が組織として機能するようになり、そんな警察官たちの職場兼寮として1931年から3年かけて建てられたようです。

日本軍占領時期は連合軍の空爆を避けるために日本軍によって建物は迷彩色に塗られていたそうです。戦後1949年に再び白く塗り直し、今のようにレインボーになったのは1999年以降のようです。


この窓、900個以上あるらしいです。数えたことはないけどそんなにあるようには見えませんでした。



4.ナショナルギャラリー

シティホールにある旧市庁舎と旧法廷を繋げた美術館です。

美術館への入館料は20ドル。館内には無料で入れるエリアもあり、カフェやキッズスペースがあり充実しています。

シンガポール建国50周年に際して行われた事業で、日系ゼネコンの竹中工務店が施工しています。館内の歴史的な部屋を浮かせたまま残して工事をする等、高度な技術が必要だったようです!



ナショナル・ギャラリー・シンガポール

https://maps.app.goo.gl/WWmrGvwNCtnqSRni6?g_st=ic




 

5.レインボーな階段

ブギスにある古い建物の裏側です。シンガポールの古い建物は階段が屋外にあり、とても急勾配な印象があります。
写真は骨董品や仏具、マッサージ屋さんのテナントがたくさん入ったローカルショッピングモール「Fu Lu Shou Complex」の2階エレベーターホールから撮影しました。



Spiral Staircases

https://maps.app.goo.gl/QnkDU65YyZU9VvLcA?g_st=ic


Fu Lu Shou Complex

https://maps.app.goo.gl/NhvK1jEq5TEY7RVG9?g_st=ic





6.まとめと余談

今回の記事は自己満足ですが、第二弾も書けそうなくらい他にも素敵な建造物が街のあらゆるところで生きています。

余談ですが、マリーナベイサンズのインフィニティプールは誰もが憧れる場所ですよね。宿泊者しか入れないためいつか泊まりたい!と思っていた筆者ですが、周辺国への旅行欲の強さから宿泊には至りませんでした。

ただ、この橋梁は日系企業のJFEエンジニアリングが施工したものだということに関しては少し誇らしく思っています。こういう世の中に残る建造物に携わる人生にしたかったです。(就職活動中はもちろんエントリーしましたが、落ちました!笑)




日本で100年前の建物と聞くと保護されたり、登録有形文化財になったりしているイメージがありますが、地震のないシンガポールでは有名ではない建物も築100年以上のことがよくあります。

だいぶ慣れてしまいましたが、渡星当初は嬉しくて街中でたくさん写真を撮っていたものです。シンガポールへ来るまでは観光向けの「新しく」「綺麗な」印象が強かったですが19,20世紀の建物に注目して街を歩くと新たな発見があり、面白いです。

こんな感じで自己満足な記事になりましたが、まだまだ好きな建物があるため、そのうち第二弾を書くつもりにしています。

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