【SCSM】ハーフマラソン挑戦記
中学時代、陸上部長距離だった筆者は人生で一度はマラソンにエントリーしてみたいという気持ちがあり、体力と練習する時間がある今が今後の人生で一番のチャンスだと思いエントリーしました。
結果、シンガポールの思い出を作るという意味でもとても良い体験になりました。
この体験をどこかに残しておきたく、「挑戦記」と題して記録しておこうと思います。(つまりは自己満足です)
==============================
1.シンガポールマラソンとは
2.エントリー時期
3.筆者の練習記
4.前日〜当日の振り返り(コース他)
5.筆者の個人的な反省と感想
==============================
1.シンガポールマラソンとは
シンガポールで毎年12月頃に行われる、Standard Chartered(金融系の会社)主催のマラソン大会です。
Kids run、5km、10km、21.1km、42.195kmの種目があります。
市内の中心部がコースのため、交通規制を行う必要があり、早朝スタートということが大きな特徴です。大会のロゴはシンガポールにゆかりのあるライオン、蘭が描かれています。
2.エントリー時期
6〜7月にHPにて受付が開始するため、その時期にエントリーすることをおすすめします。(何月まで受付ているかは未確認です。)
筆者は7月中旬に知人からURLを送ってもらったことがきっかけで大会の存在を知り、エントリーしました。
エントリーは早ければ早いほど価格が抑えられます。来年検討されている方は7月中にエントリーされることをオススメします!
走りたい距離を選択し、必要事項を入力し、クレジットカード情報を入力すれば完了するため簡単です!
3.筆者の練習記
*エントリー後すぐにしたこと
①ランニングシューズ購入
→後日記事にしようと思います。
②ランニングアプリのDL
→筆者は「Strava」を使用しました。ランニング中にラップタイムを確認できなかったため、NIKEのアプリの方がいいのでは、、?と思います。使い比べたわけではないため、参考になりませんが、、。
③Standard Chartered Singapore Marathon公式アプリDL
→日が近づくとコースを確認できたり、当日には自分や知り合いのスタートからゴールまでのタイムを確認できたりと便利です。筆者は利用しませんでしたが、お水の配給やペースメーカー付きの練習会に参加することもできます。
*練習内容
毎週土曜日の早朝に走るようにしていました。
①距離を踏む練習
走れる距離を伸ばすため、距離を踏めるように最初は7km、その後は1週間ごとに1kmずつ増やし、8月下旬以降は10~12kmを走るようになりました。
初めはしんどくて周囲で自転車や車で移動している人を見ると羨ましく感じていましたが、時が経つにつれて自分の足で進むことの醍醐味がわかるようになっていきました。
②スピード練習
5km(ジョグ)⇨3km(意識的にスピードを上げる)⇨1km(本気のスピード)
というように、スピードを徐々に上げていく練習をしました。
この練習をすることで、次回走る際にジョグよりも少し速いペースで走る時に体感が楽になるようです。
筆者は肺を酷使することが苦手なため、1度しかしませんでした。
③長時間走る足作り
LSD(Long Slow Distance)というゆっくり長時間走り続ける練習を行いました。
足を鍛えるため、1周10.5kmのマクリッチ貯水池の周りにあるトレイルランコースを2時間走り続けました。アップダウンがあるため、足を上げる練習にもなりましたが、この練習が一番きつかったです。
2時間で13km走ることができ、大きな自信になりました。
4.前日〜当日の振り返り(コース他)
*前日
マリーナベイサンズにあるエキスポでマラソングッズ(ゼッケン、参加賞)を受け取りに行きました。
受け取りブースの先にはプーマを筆頭に協賛している会社のブースがたくさんありました。
アミノバイタルや静岡県にある姉妹提携をしているマラソン大会、その他多くのスポーツ関係のお店がブースを出していました。
*当日
①起床と移動
4:30スタートのため、2:00に起きました。
ミレニアウォークまでGrabで行き、そこから徒歩で案内に沿って進みました。
(事前にバスを予約していた人はサンテックから徒歩になります。)
ゲートをくぐると荷物の検査・金属探知機を使った身体検査があります。
中に入るとアップをしている人や座り込んでお話ししている人等、大勢の人が様々な過ごし方をしていました。
筆者は荷物を預ける前に座ってバナナを食べ、トイレに行ってから荷物を預けて4:00(スタート30分前)にはスタート地点で待機していました。
会場には公衆トイレがたくさんあり、5分も待てば必ず入れるくらいでした。
荷物を預ける前に記念撮影も行いました。
③スタート!
雨で1時間待機・・・・・ずぶ濡れになり、寒かったです。そしてようやく5:30にスタートしました。
筆者はFブロックスタートだったため、スタートのピストルの音がしてから20分後にようやくスタートゲートをくぐることができました。
④ゴール後
ゴール地点で立ち止まらないように促され案内に沿って歩きました。
すぐにFinisherのメダルを受け取り、その後5分ほど歩くと水、塩飴、スポーツドリンク、バナナ、冷えたタオルが配布されました。
写真撮影や無料マッサージ、プレゼントを受け取れる広場に行き着きます。
筆者夫婦はその広場で待ち合わせし、SEIKOのフォトブースに並んで写真を撮り、受け取りました。(先にゴールした筆者夫がブースで並んでくれていました)
写真には記録タイムも書かせてもらえます。
また、筆者はメダルへの名前・タイムの刻印サービスに支払いしていたため、預けていた荷物を受け取った後、帰る前にサービスを受けられるテントの前の列に並ぼうとしました。
が、疲れた体で1時間ほど並ばなければいけないのは心身ともに厳しかったため、後日事務所へ赴き、サービスを受けることにしました。(朝一番に行ったため三人待ちですぐにサービスを受けられました。)
エントリー時に支払いしていたら18ドル、エントリー時に申し込まず、会場で支払う場合は25ドルでした。
*ハーフのコース
毎年変わっていると思いますが、基本的にスタート地点はF1ピットのようです。
4~5km:ナショナルスタジアム近辺
6~8km:ニコルハイウェイ(8km地点:サンテックシティ)
9km :ラッフルズプレイス駅周辺
10~15km:タンジョンパガー周辺
16~18km:ガーデンズバイザベイ周辺
21.1km:The Float @Marina Bay Grandstand
筆者としては3〜11km辺りは馴染みがある場所のため、あまり疲れることなく気持ちよく走れました。逆に風景に変化のない12〜15kmの高架下は、じめじめしていて精神的にキツかったです。
また、ラスト3kmあたりでガーデンズバイザベイを背にThe Floatに向かって高速道路の橋を渡らなければ行けなかったのですが、上り坂の傾斜がきつく、そして長くて、息が上がりました。ここが一番踏ん張りどころだったと思います。
強い足が出来上がっていない状態で挑んだため、筆者夫からネガティブスピリットで走るよう言われていました。(=スタートから数kmをゆっくりペースで走る)
実際、スタート時の集団の流れがかなりゆっくりだったため、どれだけ人をかき分けて走っても普段のペースより遅めになり、結果ネガティブスピリットの走りが実現しました。
その甲斐あってか、先述の橋以外では息を切らすことなく、気持ちよく上を向いて走れました。
「2時間12分15秒」初めてのハーフマラソンにしては上出来のタイムのようで、夫や義両親に褒めてもらいました!!(筆者両親はタイムではなく完走したことに驚いていました笑)
5.筆者の個人的な反省と感想
①エントリー時の記録目安の登録
エントリー時、完走できるか分からなかった筆者は目安タイムを2時間半〜3時間で出していました。スタートしてから6km地点まで常に自分よりペースの遅い団子の中を走るのは抜かす時に使わなくていいエネルギーを使うことになってしまったように思います。
次回エントリー時は目標タイムより少し早めに登録しておいて、スタート地点のブロックで一番最後尾でスタートするのが気持ちよく走れるのではないか・・・?と感じました。
②Grabの予約について
公式バスを予約行く場合、筆者の居住エリアのお迎え時間が1時台と、あまりにも早すぎたため配車サービスを使うことにしました。
予約時間を3:00にしたものの、タクシーが来なかったらどうしようと不安になり2:40頃から10分かけてアプリでタクシーを呼び続けました。
配車アプリを使う場合は来なかった場合に余裕を持って別の手段を探せるように出発したい時間よりも早めに設定して予約することが大切だと感じました。
③帽子
スタート地点で雨に打たれ、1時間濡れてしまいました。暗闇でスタートするマラソンでも帽子は必要だと感じました。帰国したら買います。
・・・本当にただの気持ちのメモになってしまいましたが、走ること、自分の足で進むこと、風を感じることは気持ちが良いものだと大人になって感じることができ、よかったと思います。本帰国後も日本で目指せマラソン大会出場(42.195kg!)のマインドで走り続けたいと思います。
コメント
コメントを投稿