【山茘枝】謎の難読果物!味や販売時期について

南国フルーツはなんでも挑戦したいシンガポール在住の筆者です。


7月に友人をゲイランに案内していた際、中華系のフルーツ屋を通り過ぎたところ、

見慣れない果物が読めない字面の名前で販売されていたので購入しました。


皆さんは漢字三文字「山茘枝」、読めますか!?



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1.「山茘枝」(山ライチ)とは

2.食べ方・味

3.シンガポールでの販売時期

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1.「山茘枝」(山ライチ)とは

山ライチは名前の通り、ライチの仲間と予測できます。

ちなみに、漢字は「ヤマ・レイシ」と入力すると変換できます。


英語名では、"Pulasan"または"Poolasan"といい、マレーシア原産のランブータンの一種です。

主にマレーシア・タイで栽培されているようですが、栽培数が少ないからか、マレーシア国内のマーケットでも目にする機会は少ないようです。





2.食べ方・味

筆者が怪しげに山茘枝を眺めていたところ、お店のアンコー(おじさん)が試食させてくれました。

食べ方は写真の通り、ランブータンと同じように指で半分にちぎるようにして皮を剥きます。

(写真左:山ライチ、右:ランブータン)

 


食感はライチより水気が少なくずっしりとしていて

味はランブータンの味に甘味を強くしたような味で、美味しかったです。


皮が黒くなった頃が食べ頃のようです。


後日調べたところ、種子は生でもナッツとして食べられるようでした。知識不足で捨ててしまいました。残念・・・(アーモンド風味のようです)

また、食物繊維とビタミンCが豊富で、抗酸化作用を持つ成分もあり、健康に良い果物でもあるようです。(たくさん食べておけばよかったと後悔)




3.シンガポールでの販売時期

山ライチの旬については、はっきりと記載のある記事を見つけられませんでした。

筆者がフルーツ店で見かけた時期は7月20日頃でした。
8月上旬あたりまでは目撃情報がありましたが、ライチと似てか、栽培数が少ないからか、
8月中旬には見かけなくなったため、1年の間でも食べられる期間は限られていることは確かです。
この記事で興味を持たれた方がいらっしゃれば、ぜひ来年の7月下旬にマーケットのフルーツ店を訪ねてみてください!



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