YUNOMORI ONSEN&SPA(湯の森温泉)のススメ!

シンガポールで暮らし始めて早くも5ヶ月が経ちました。  


日本にいた頃から血流が悪く、肩こり・首こり持ちのため、
お風呂に入るためYUNOMORI ONSEN&SPA(以下「湯の森温泉」)のゴールド会員になって月に2回通うようにしています。

今回はゴールド会員になったメリットやお風呂の様子を含め、レポートしようと思います!


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1.湯の森温泉とは(価格、サービス) 
2.お風呂について 
3.併設カフェでは日本食が食べられる!
4.ゴールド会員になっての感想
5.日本の銭湯と違うところ
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1.湯の森温泉とは(価格、サービスについて)

湯の森温泉とは、シンガポールとタイで運営されているスーパー銭湯です。

シンガポールは1ヶ所のみ、ナショナルスタジアムの敷地内にあります。


*立地:MRTサークルラインStadium(スタジアム)駅より徒歩5分(Kallang Wave Mall2F)

⇨1階にあるスーパーマーケット(フェアプライス)の前のエスカレーターで上がるとスムーズに辿り着けます。


*価格:38SGD+tax(入浴利用のみの価格)

*施設サービス

温泉、休憩スペース、カフェ、タイ古式マッサージ、アロママッサージ(マッサージは要予約)


入口で受付を行う前に靴を脱ぎます。

休憩スペースの様子です。ソファのようなベッドのようなところで寝転ぶことができます。

ブランケットの貸し出しもあります。




2.お風呂について 


男女それぞれのれんをくぐると受付があり、以下の物を受け取ります。
・バスタオル(大)
・バスタオル(小)
・浴衣
・シャワーキャップ
・簡易ブラジャー&パンツ(マッサージの際に着用するガーゼのような素材のものです)

⇨簡易ブラ&パンツの配布は女性のみのようです。こちらの国では裸のお付き合いに抵抗があるからか9割くらいの人が着用しています。(筆者は着用することへの抵抗感がありましたが、サウナで座ることを考え、パンツのみ着用しています・・・)


浴衣はS ,M,Lの3サイズ展開。カラフルで可愛いです。

 

友人と訪れた際に記念に撮影しました(^◇^)


脱衣所、お風呂では撮影できませんが、ロッカーは長細く、大きくて硬い鞄でない限り普通に収まると思います。


*脱衣所での貸し出し品

⇨ドライヤー、櫛

⇨ドライヤーは3つしかありませんが、ものすごい風力ですぐ乾くため、

 日本の大型旅館の食事前後の時間帯のドライヤー待ち時間よりは待たずに済んでいる印象です。


*シャワー横に置いてある物

⇨シャンプー、リンス、ボディソープ


*持参推奨品

⇨洗顔グッズ、化粧水等の保湿セット、ヘアオイル


*女性入浴施設内の間取りを書いてみました。

絵心がないため、線を引いて色を塗るだけになりました。誰が書いてもこんな仕上がりになるものでしょうか・・・



設定温度がそれぞれあるようですが、シルクバスが熱く、ソーダバスとバブルバスが39度前後で入りやすい印象です。

20分以上浸かりたいと思っているのですが、シンガポールに来てからシャワー生活のため、暑くなって15分くらいで一度上がってしまうようになりました・・・

女性風呂はスチームサウナですが、男性風呂はドライサウナのようです。

湯船の底が床と同じ高さのため、入浴の際は3段上がって3段下がる仕様になっています。湯船側には手すりがありますが、外側には手すりがありません。

筆者はよく立ちくらみになるため手すりが両側に付いていたらいいのになあ、と思っています。

ソーダバスでは期間限定で桜のお風呂や、柚子風呂が用意されることがあるようで、
筆者が2022年9月に行った際は道後温泉仕様になっていました。
お湯が柔らかくてお肌がトゥルンとした気がします。
ただ、こちらの看板、「旅湯道後浴」と書かれていて、道後温泉の漢字の並びもしっくりきませんが、アルファベットで「Tabitofugogo」(タビトウフゴーゴー?)と書かれています。
温泉の名前が間違っているだけでなく、Gogo!という響きの良さもあり、面白おかしくなりました。



3.併設カフェでは日本食が食べられる!
お風呂の前後に日本食が食べられることも湯の森温泉の魅力の一つです。(料金は入浴料とは別でかかります)
筆者はゴールド会員になっているため、約10%オフの価格で支払っています。

メニューは居酒屋で食べるようなサイドメニューから丼物・麺類まで、選択肢がたくさんあります。


メニュー表の写真です。


筆者は専らサーモン丼、かけそば、生姜焼き定食(16.91SGD)の3択です。
3つともとても美味しいですが、サウナで体を整える時はかけそば、
それ以外の食欲があるときはサーモン丼、生姜焼きを食べています。

*サーモン丼/13.8SGD
サーモンがこれでもかというくらい入っています。
普段お寿司を食べに行くことがないのでお刺身をリーズナブルに食べられる貴重な場所になっています。


*かけそば/10.49SGD

わかめとほうれん草が入っていることが嬉しいです。見た目の通りあっさりしていて、サウナで体を整えたい時にはちょうどいい量です。




4.筆者がゴールド会員になった感想


湯の森温泉のメンバーシップは3種類あり、筆者夫婦は真ん中のゴールド会員に入会しています。


筆者の入会しているゴールド会員コースは、
入会時に676SGD(Total)支払い、支払った料金を12ヶ月以内に入浴、カフェ、マッサージにて消化する仕組みになっています。
2022年9月現在の為替レートで考えると67,000円を一気に支払うことになり、大変勇気のいる選択に見えるかもしれませんが、
・メンバーになることにメリットを感じたこと
・自宅から片道30分圏内の立地にあること
・お風呂は健康維持に必要なものと考えていること
から、入会するに至りました。

*入会メリット*
・2回分の入浴券を入手できる(88SGDの節約!)
・金曜日・祝日を除く平日(月〜木曜日)の19:00〜22:00は一人分の料金で2人が入浴可能になる(実質半額!)
・併設カフェの食事が10%ほど割引になる(和食が気軽に食べられる!)


*利用してみての感想*
・夫の仕事の帰りが早くはないため、実際に夫婦で平日の晩に利用したのは1度のみですが、夫の出張、飲み会時に友人を誘って気軽に(半額で)お風呂に入れるようになりました。
・最初に支払いを済ませていることから、夫の飲み会や出張時に一人で過ごす際にも気軽に利用できており、ありがたい限りです。(そういう日は、本を持って行き、カフェや休憩スペースも使いながら長時間滞在しています。)
・カフェの食事のそれなりのクオリティなので、一般販売価格よりも安く利用でき、お得感があります。

興味を持たれた方は、こちらのURLよりご確認ください!
(HPは一部日本語対応ですが、メンバーシップの欄は英語のみでした。)

5.日本の銭湯と違うところ

・湯船の塩素の匂いが強い
⇨温泉ではないため消毒等の塩素が入っているのは当たり前かもしれませんが、日本の銭湯よりも塩素の匂いが強いです。「銭湯」というより「温水プール」に浸かっているような気持ちになります。

・ほとんどの人が簡易ブラ&パンツを着用している
⇨「裸のお付き合い」の文化は日本では当たり前ですが、海外では当たり前ではないということを海外に来て初めて知ることになりました。痩せている人にはフィットしますが、太っている人が着用すると透けてしまうため、意味があるような、ないような・・・という感じです。

・タオル(小)を湯船に浸ける
⇨これは、「やめて〜」と思いながら眺めています。ほとんどの人が湯船には浸けないというルールを認識しているようですが、第三者の行為は気にならないようです。

・タオル(小)を湯船の上で絞る
⇨これも、「やめて〜」と思いながら眺めています。上と同じく、している人は少人数ですが、周囲の人は気にしていない様子です。「郷に入っては郷に従え」でしょうか・・・。

・水風呂の周りにある共用の桶(3つしかない)を独り占めしてサウナに持ち込む
⇨水風呂の周りにはお水を浴びるための桶が3つあります。サウナが熱いので気持ちは分かりますが、共用の桶が少ないこともあり、水浴びがしたい時にできないことがあるのは不便です。

・水風呂が一番混み合っている
⇨女性のお風呂は1人客よりも圧倒的に複数人数で談笑の場として利用されています。長くお話ししていると暑くなってくるからか、水風呂が一番混み合っています。日本にはない光景のため、面白いです。筆者もサウナ後、汗を流して水風呂に浸かりますが、1分30秒が限界です。みなさんよく長く浸かれるなあ、と感心してしまいます(笑)


湯の森温泉は「Japanese style」のスーパー銭湯として、
和食提供のカフェや、浴衣の貸し出し等、日本の文化に外国人に触れ、楽しんでもらう場として、とても良い施設だと思います。
同時に、様々な文化のルーツを持った人が集まる銭湯を訪れてみて初めて
「日本の銭湯文化」が独特だということも知ることができ、外から内を見ることの面白さを実感しました。

以上、日本の温泉が恋しい筆者の、湯の森温泉レポートでした!


〜余談〜
筆者が好きな温泉地4選はこちらです。(3つに絞れませんでした)
⇨渋温泉、草津温泉、城崎温泉、指宿温泉

筆者が帰国後に行きたい温泉地3選はこちらです。
⇨湯布院/大分、銀山/山形、箱根/神奈川


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