【マラッカ】ニョニャ料理、ここで食べたら間違いない!
マラッカ旅行中の食事は、まだ食べたことのないニョニャ料理を食べることがテーマでした。
筆者夫婦が行った合計2箇所のレストランについて紹介します。
〜プラナカン・ニョニャ料理とは〜
植民地支配国の香辛料貿易において、富を成したプラナカン。中国から移住してきた商人が地域の有力者と対等に渡り合うためにその土地の女性(マレー人)と結婚したことから、文化が芽生えていきました。
中華料理とマレー料理が混ざったような、進化したようなプラナカンの料理のことを「ニョニャ料理」と言います。
(「ニョニャ」とはジャワ語由来でプラナカンの女性のことを指します。)
女性(母)の味が子や孫に受け継がれていっていると聞きます。
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1.Heritage Flavours
2.Cottage Spices Nyonya Restaurant
3.マラッカでニョニャ料理が食べられるお店
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1.Herittage Flavours
1日目のランチに行きました。
事前に調べていたお店の候補ではなかったため予約もしていませんでしたが、並ばずに入れました。
お腹を空かせて歩いていた時に見かけて、外見が素敵だったため入店しました。
(そのため、予約の可否は不明です。。)
Heritage Flavours
+60 17-399 3988
https://goo.gl/maps/zyhvpsqzMUVf4nJEA
*Laksa(ラクサ)
ココナッツミルクとエビの出汁が効いたスープの麺料理です。
シンガポールで有名な「カトンラクサ」とは違い、エビの味が強めで夫が大喜びしていました。好みによるかもしれませんが、私はカトンラクサの方が好みでした。
*Ayam Ponteh(アヤム・ポンテ)
中国醤油で鶏肉とじゃがいもと椎茸を煮込んだ料理です。日本の肉じゃがに似ていて美味しかったです。
一般的にニョニャ料理は「母の味」なのでマレーの影響の方が強い印象があったため中国文化の融合を感じました。
入店時間が遅め(13:30頃)だったため、筆者が食べ終わる頃には
ニョニャスイーツを注文しているお客さんが多かったです。美味しそうでした・・・
2.Cottage Spices Nyonya Restaurant
1日目夜に入った目的にしていたお店です。予約不可の上、席数が限られていたため、30分ほど待ちました。
主要観光地から少し歩きますが、事前にネット情報で1番オススメされている印象があったため選びました。
1つ1つのメニューが3~4人分を想定して用意されているため、2種類のニョニャ料理をオーダーしました。
*Ikan Jenahak Kukus Teochew(写真右奥)
薬味の野菜と一緒に蒸したレッドスナッパーをプラムとトマトのスープと一緒に食べるお魚料理です。
魚に臭みがなく、柔らかく、スープは酸味があり、すいすい口に運べる、夏バテ状態の筆者にとっては染み渡る味でした。
Teochewとは潮州という中国南部の都市の名前です。
*Danging Rendang(写真左奥)
一般的に「ビーフレンダン」として人気の高いニョニャ料理です。
プラナカンの人々はお祝い事の時に食べていたようです。
ほろほろになるまで煮込まれた柔らかい牛肉が、レモングラスや生姜等たくさんのスパイスと絡み合った表現できない美味しさでした。リピート確定の味!!!
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